情報化社会とは、「有効な無駄」を常にソフトにセットしておく社会

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林雄二郎さんが1969年に書いた、『情報化社会 ハードな社会からソフトな社会へ』が、先月7月に復刻されました。

情報が氾濫する社会に、
私たちはどうやって対応していったら良いのでしょう。

今日の情報化社会について考える時、
皆さんはどんな社会をイメージしますか?

コンピュータによる効率的な社会?
それとも情報や時間に追いかけられている慌ただしい生活?

これでは社会的緊張や機械人間が増大するのも無理はありません。

しかし、真に目指す情報化社会とは、
「有効な無駄」を常にソフトにセットしておく社会。

そのために、私たちはこれまでの無駄に対する価値観を変え、
「無駄の中から価値を見つける思考」が必要。

今から約40年も前に、すでに著者の林さんは、情報化社会のあるべき姿を描きながら、思考の方法や社会システムのあり方などを、具体的に提言しています。

コンピュータやインターネットのおかげで便利になったのは良かったのですが、実は僕も、最初の頃は、やれシステムだ、やれムダを削ぐだと、そればかり追いかけていました。1996年、インターネットの可能性に気づいてからの数年間は、周りの人たちにもそのことばかりを強く押していました(みんな、ゴメンナサイ、、、)。

元々自分がやっていること自体が無駄なこと(「心や人生を豊かにしていく上での様々な無駄」という意味で)なのに、作業効率や収益率ばかり考えていては、夢も希望も膨らみません。

知性とは、知、情、意がそろって初めて成り立つわけで、有効な無駄こそが、インテリジェンスのエッセンスとなるのでしょう。

美しさが感動の凝縮されたものだとしたら、たとえそれが、計算に計算し尽くされて完成された、一見まったく無駄のない「美」だったとしても、それが生み出されるまでの過程において、そこには常に、数々の(有効な)無駄があったはずです。

だとしたら、「この世に無駄なことなどひとつもない」とも言えますよね。

人生いろいろ、ハワイもいろいろ。

夏休みをハワイで過ごされるラッキーな皆さん。日常の忙しさから離れ、ハワイがあなたを癒してくれたなら、今度はあなたが何かをしてみましょうよ。現在(今)を考えることが未来につながり、計画を立てることは未来を考えることであるととらえ、より良い社会を目指して、まずは自分のアタマで考えてみましょう。

皆さん、物事はいつも地球規模で考え、夏休みを楽しんでくださいね〜!

情報化社会 復刻版
www.alohahawaii.com/link/JohokaSyakai.html