Googleが石炭より安い再生可能エネルギーを開発

インターネット界の巨人、あのGoogleが、エネルギーに関する開発に取り組みます。

石炭よりも安い再生可能エネルギーとして、太陽熱や地熱発電といったエネルギー関連の研究開発に、数億ドル規模の投資を予定しています。

11月27日(木曜日)、Googleは、「石炭燃料より安い再生可能エネルギー」を開発するためのイニシアチブ、『RE<C』を立ち上げました。『RE』は、再生可能エネルギー(Renewable Energy)、そして『C』は、石炭(Coal)の頭文字。「Renewable Energy Cheaper Than Coal(石炭よりも安い再生可能エネルギー)」を意味しています。

Googleは、このRE<Cにより、研究開発を行うエンジニアや、エネルギー関係の専門家などの雇用を進め、太陽熱発電を手始めに、風力発電、地熱発電など、さまざまな分野について研究開発を行う予定です。

Google自ら進める研究開発とともに、有望な技術や関連企業に投資し、再生可能エネルギーの開発を加速させることが狙いです。

Googleはこのイニシアチブに数億ドル規模の投資を見込んでいます。来年2008年には、数千万ドルを研究開発などに充てる予定です。

RE<Cの目標は、

「石炭燃料より安い、1ギガワット規模の再生可能エネルギー発電能力を得ること」

と、Google共同創業者のラリーペイジ氏。これは、アメリカのサンフランシスコと同規模の市に供給できる電気量だそうです。

「目標は数十年ではなく、数年で成し遂げられるのでは」と、ペイジ氏自身も今回のプロジェクトに期待しています。

こういう話を知ると、Googleに投資したくなります。
大いに期待しましょう。

Powering a clean energy revolution
www.google.com/corporate/green/energy/

RechargeIT.org
www.google.org/recharge/


Google.org RechargeIT: Plug-in Hybrids