エコ製品とその価格について

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最近の、日本国内の自動車のテレビコマーシャル。
「エコカー減税」でしたっけ?! 良く耳にしますよね。

あと、ソーラ発電システムで自家発電。
余った電気は売ることができます。補助金も出ます。

「エコ」をウリにしている製品の中でも、特にクルマやソーラ発電システムは高額な部類に属します。

ガソリンがセーブできるとか、電気代が節約できるとかというメリットで、これらの購入を検討すると、どうしても減価償却までの期間を計算したくなります。

元が取れるかどうかで買うか買わないか(取り付けるか取り付けないか)を検討すると、物価上昇率などを無視すれば、25年とかかかります。

実際には修理なども考えられますので、その費用を計上すると25年以上かかるかもしれません。

なので、元が取れるかどうかで決めようとすると、大概NOです。「ま、今ぢゃなくてもイイかな」と、、、(笑)

個人的には、このテのエコって、お金持ちの道楽や自己満足、または、お金持ちの心意気だよなぁと思っています。

四半世紀後には、価格が10分の1で性能は100倍といったソーラ発電機だってできているかもしれません(と同時に、ソーラ発電機による弊害といった、新たな考え方も生まれることでしょう)。

ただ、それが実現できるか否かは、現時点で、値段は高いと分かっていながらそれでも購入する、一部の消費者(主に富裕層)次第なのかなぁとも思うんですよね。

消費者が製品を購入することで、
その企業はより良い次の製品を開発することができる。

だとしたら、消費者は、
その企業にとってサポーターでもあると思うんです。

だから、例えばソーラ発電機を今の時点で購入できる人は、費用はいくら高くてもそのこと自体はあまり気にせず、「CO2が減るんならOKなんぢゃん?!」と、導入できちゃうお金持ちか、「ボクは京セラの稲盛さんのファンだから、これからもより良いソーラ発電機を開発してね〜!」と、費用をご祝儀のように考えられる粋なお金持ちかなぁと思っています。

京セラの稲盛和夫さんの「生き方」

前者の「OKなんぢゃん?!」と購入した人が、仮に自己満足のためであったとしても、趣味がエコの道楽だったとしても、もしかしたら他人に言うため(見せるため)だとしても、僕はこの人はエコを意識してエコを実践している人だなと思います。少なくとも、お金がセーブできるからエコを実践している人とは、チョット違うことだけは確かです。

ただ、ひとつ気になるのは、ソーラ発電機(「エコ」を謳っている製品)が作られる時に出る、CO2その他、諸々の排出エネルギー。

これが、仮に現状の(電力)システムと比べた時に、100年分のそれに相当してしまうようだとしたらハナシになりません。ってことは、いくら安くても買わない(取り付けない)ことが、エコになる可能性だってあるってことですよね。

今のところ、それを明記した製品も、その算出方法も見たことがありません(想像しただけでもかなり複雑そうです)。

ところで、、、

ソーラ発電システムで自家発電して、余った電気を売ることができるのですが、今のところ、買い主は電力会社ですよね?

これって、買いたい人に自由に売れるシステムができたら、電気料金そのものが見直されることになるでしょうね。

ソーラ発電システムを地域で共同購入して、電気代もその地域の値段が設定されたりとか、最初からソーラ発電システムが導入されたマンションで、電気代が共益費に含まれたりとか、、、電気が電波で送受信できる時代になれば、電気をインターネット経由で独自に購入したり、買い物で貯めたポイントを電気に交換できたりなど、もっといろいろなことができるようになるでしょう。

そうなれば、発電システムに原子力エネルギーに依存しなくても良い時代が来るかもしれません。

このことを考える時、僕はインターネットの可能性と同じくらいワクワクします。